表情って声に出るの?〜マスクの下でも伝わる、やさしい工夫〜
〜言語聴覚士が毎朝やっている小さな工夫〜
顔が見えなくても、声で「この人いいな」と思ってもらえたらいいな…
そんな風に思ったことはありませんか?
電話の相手、オンライン会議、音声配信、接客……
顔が見えない場面が増えた今、声だけで印象を良くしたいと感じる人はとても多いです。
今日は、言語聴覚士として現場で試して効果を感じている、
声に温かさを乗せる小さな工夫をお伝えします。
ーーーーーーー
この記事では、表情と声の関係について、できるだけやさしく、シンプルに説明していきます。まずは、私が毎朝やっているルーティンからです。
ーーーーーーー
朝の車の中でやっていること
私は訪問リハビリで利用者さんのお宅にお邪魔します。
朝一番の挨拶はとても大事。でも朝は声が低くなりがちです。
そこで、車の中で一人
口角を少し上げて「おはようございます!」
と練習します。
不気味に聞こえるかもしれませんが(笑)、これだけで声のトーンが明るく、柔らかくなります。
電話やオンラインでも同じ。
顔が見えない分、声の印象がより強く残ります。
ーーーーーーー
表情筋と声はつながっている
顔の筋肉(表情筋)と声は、意外と連動しています。
試してみてください。
• 無表情で「こんにちは」と言う
• 口角を上げてニコッとしながら「こんにちは」と言う
同じ言葉でも、後者の方が声が明るく、優しく聞こえませんか?
口角を上げると口の中の空間が広がり、声がきれいに共鳴します。共鳴腔が広がることで、母音の響きが明るくなって明瞭に発音が届きやすくなります。
逆に母音がハッキリ聞こえないと、全体的なことばの聞き取りやすさは低下します。声も暗い印象になります。
緊張しているときや気分が乗らないときも、顔だけでも笑顔を作ってみると、声に変化が出やすいんです。
ーーーーーーー
顔が見えない場面でも愛想は伝わる
マスク、電話、オンライン会議、音声配信……
表情がほとんど見えない状況でも、相手は声の明るさや温かさを感じ取っています。
実際に接客を受けるとき、私はマスクの下の愛想の良さを声で感じることがよくあります。
逆に声が硬いと、無表情に聞こえやすい。
つまり、声に笑顔を乗せるのは、相手への小さなプレゼントのようなもの。
顔が見えなくても、あなたの優しさはちゃんと届きます。
ーーーーーーー
あなたが今、声の印象を気にしているなら、まずは小さく試してみてください。
完璧に笑顔を作る必要はありません。
口角を少し上げるだけ、ワントーン声を高くするだけ。
それだけで、電話の相手やリスナーに届く印象が変わってくることがあります。
顔が見えない場面こそ、声があなたの「表情」になるんですよ。
ーーーーーーー
今回のポイントをまとめると、
・声と表情筋は連動している
・口角を上げて話すと声が明るく柔らかくなる
・顔が見えない場面(電話・オンライン・音声配信)でも声の温かさはちゃんと伝わる
この3つです。
ーーーーーーー
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。少しでも『これならわかるかも』と思っていただけたらうれしいです。
無料で登録すると、新しい記事がメールで届きます。必要なときに、無理のないペースで読んでいただけたらうれしいです。




ことさとさん、素晴らしい気づきのシェアをありがとうございます。「声に笑顔を乗せるのは、相手への小さなプレゼント」という言葉に深く感動しました。
日頃、相手の気持ちにそっと寄り添い、言葉をそのまま受け止める「聴く姿勢」を大切にしていますが、口角を上げて声を届けるという行為は、まさに「ここは安心できる場所ですよ」というメッセージを非言語で伝える究極の対話ですね。顔が見えなくても温かさは必ず伝わる。私も毎朝の車の中で実践してみます!
マスクしてても、表情は出てるかな〜と😅
相手の反応みたら、そんな気がします😂